こんにちは こなゆきです
最近の円安で、すっかり海外から足が遠のいたという方も多いかと思いますが、円安の今でも十分に楽しめるのが、東南アジアです
そして、その中でも歴史や文化が多岐にわたり、見所が多いのがベトナム
コロナ禍後は、観光ビザなしの滞在が45日間に延長されたので、定年したシニア世代の旅行先やワーケーション先として、とても人気です
国土が広いので、北部、中部、南部それぞれに異なる魅力があり、45日間のビザでは足りないほど!
今回は、3泊4日でベトナムに行くならどこへ行くべきか、北部、中部、南部に分けて、それぞれの見どころをお伝えします
ベトナム全般
ベトナムは、北部と中部、そして南部で文化圏と歴史が異なります
まずは、中国文化の影響が色濃く残る、北部の見どころについてお伝えします
ベトナム北部
ベトナム北部の世界遺産を挙げてみると、「ハノイ・タンロン城跡」「ハロン湾」「ホー王朝の城塞」「チャンアン複合」の4つがあります
また、世界遺産登録の次候補とされているドンラム村や、段々畑がつづく景気が美しく、少数民族の文化や伝統が残るサパも魅力的です
北部の見どころは、じっくり回っていたら、1ヶ月ほどかかってしまいそうです
また、ハノイを拠点にしても、それぞれの地域はハノイから50㎞〜250㎞も離れており、1泊2日の日程が必要です
しかしそれだけの日程とコストをかけてでも、ぜひ訪れておきたいのがこの北部です
そして見所を絞ることで、3泊4日でも十分楽しめるんです
1日目:【世界遺産】ハノイ・タンロン城跡
フランス統治下にずいぶん取り壊されてしまい、またベトナム戦争中にも攻撃しまった建物が多い、タンロン遺跡ですが、その地下に眠っている遺跡が、ロマンを感じさせてくれます
歴史やその時の政権に翻弄された、ベトナムの人々の逞しさと、辛抱つよさにも感銘を受けるかもしれません
2日目:【世界遺産】ハロン湾クルーズ
豪華客船でのクルーズ、のイメージが強いハロン湾クルーズです
しかし、1日クルーズでもメインとなるディットヴ島などを巡るので、日程に余裕がないければ「遊覧船観光」と割り切るのもアリです
1日クルーズにも、プランによっては高級客船並みのサービスがあるので、十分楽しめるんです
もちろん、日程に余裕がある方には、ぜひ参加して体験していただきたい1泊2日、もしくは2泊3日クルーズ
宿泊クルーズの昼間の日程は、1日クルーズとほぼ同じですが、夜のディナーやパーティ、そしてベトナム料理教室と、早朝の太極拳教室は、大人気のイベントなんです
3日目(AM):ホー王朝の城塞
ハノイの156km南の町にある、ホー王朝の城塞は、わずか7年で滅びた王朝が建築したとは思えないほど、大きくその測量技術の正確性が、高く評価されています
3日目(PM):【世界遺産】チャンアン複合景観
ハノイから南に100kmにある、ニンビン省のチャンアンとタムコックの、石灰石からなる奇峰がつづく素晴らしい景観と、それらを抱くひろい湿地帯の美しい自然美は、ぜひ一度体験したいものです
ボートで、奇峰や石灰石がつくり上げた鍾乳洞を、ゆっくり時間をかけて、自然の力を借りてパワーを蓄えてください
中部
ベトナム中部にも見どころは、いっぱいです
世界遺産は、「フエの建造物群」「ミーソン遺跡」「古都ホイアン」「フォンニャケバン国立公園」の4つです
では、一つ一つ見ていきましょう
1日目:【世界遺産】フォンニャケバン国立公園
トレッキングとフォンニャ洞窟や、ティエンソン洞窟が有名です
世界最大の洞窟と言われており、その広さと美しさが高く評価されています
2日目:【世界遺産】フエの建造物群
フエ旧市街地のグエン朝王宮は、1日かけてじっくり見たい世界遺産です
13代続いた王朝には、それぞれの皇帝の思いが込められた建物や庭があり、皇帝の人柄がしのばれます
郊外にある、皇帝を祀った廟にも、その人柄が反映されていて、興味深いものです
なかには、人気の撮影スポットになっている廟もあり、ベトナムの結婚写真のトレンドや、若者文化を垣間見ることができるのも、ポイントです
3日目:【世界遺産】ミーソン遺跡
古代チャンバ王国の聖地だった、ミーソン遺跡
ヒンドゥー教のシヴァ伸信仰の地と言われており、ベトナムの歴史と文化の奥深さを感じます
ここも、オーディオガイドを聞きながら、じっくり見て回ると丸1日かかりそうです…
あまり興味がない方は、五行山とセットで、1日ツアーで訪れてはいかがでしょうか
3日目(夜):【世界遺産】古都ホイアン
ベトナムの建造物によく使われる「黄色」が町のカラーである、ホイアンは、日本とのつながりがとても深い街でもあります
街の中でもっとも有名な「日本橋」は、当時ベトナムに移り住んでいた日本人が、町の発展を願って建てたものだと言われています
日本橋以外の街なかの主な建物には、日本建築の影響が色濃く残されており、当時の日本人が街に溶け込んでいたことを、感じる事ができます
ランタン祭りがある6月中旬は、特に夜の観光がおススメです
キレイなランタンが幻想的に街を照らし、ホイアンの魅力を存分に引き出してくれるからです
ベトナム南部
ベトナム南部には、世界遺産はないのですが「世界の台所」といわれる、メコンデルタ地帯と豊かな自然、そして深い歴史があります
1日目:市内 統一会堂
南部ベトナムと北部ベトナムが、ベトナムの歴史で初めて、統一される瞬間を刻んだ場所です
当時の南ベトナムの迎賓館として使われていたため、南部ベトナムの政界の活動の記録もあります
1日目:市内 戦証博物館
フランスが持ち込んだ「ギロチン」をはじめとする、様々な道具や、自然と寄稿を使った拷問部屋などが残されています
館内には、ベトナム戦争を記録したカメラマンや記者たちの作品や、遺品が展示されています
1日目(AMさいご):市内 ベンタイン市場
ホーチミン市最大の市場です
ここで買えるナッツは、ベトナム国内で一番やすいので、お土産としてたくさん買っておくことをおススメします
また、ベトナム国内で買うことができる製品は、この市場でほぼ手に入ると考えていいです
安くていいものを買いたい方は、ベンタン市場がおススメです
1日目(PM):市内 サイゴン教会
サイゴンで一番大きな教会
教会の横にある公園には、リスが住んでいて、かわいらしい姿を観察することができます
教会をはさんで、公園の反対側には、昔の駅舎を利用した郵便局があり、中のお土産屋さんも人気です
1日目(PM):市内 タンディエン教会
ピンクの教会として有名な、タンディン教会
ミサの時間以外は中には入れませんが、教会の周辺には、おごそかな雰囲気が漂っていて、癒されます
2日目:メコンデルタ地帯
「世界の台所」と言われる、メコンデルタ地帯
メコン川の流れを見ながら、時の流れの穏やかさを感じられます
また、日本との技術提携も進んでいると言われている、農業技術の移り変わりを感じる事ができます
メコンデルタ地帯で売られているハチミツも、とても安いのでおススメです
3日目:クチ
ベトナム戦争中に北ベトナム軍によって掘り進められた、200kmにも及ぶ地下トンネル
過酷な状況の中、必死に国を統一しようとした人々の、強い想いを感じる事ができる場所です
まとめ
ベトナムの北部と、中部は、世界遺産めぐり
北部は、自然遺産が多くあるので、自然が好きな人向けと言えます
そして中部は、古都の建物群が世界遺産になっているため、建築物に興味がある方向けかもしれません
さいごに南部ですが、近代史や農業に興味関心がある方には、とても魅力的な地域だと言えます
それぞれの地域に、どのくらい滞在したらいいのか、分からない!という方は、LINEから尋ねください 行き方などの情報も、お伝えしています