こんにちは こなゆきです
WebサイトやSNSアカウントを立ち上げようとした時に「あれ?何を書けばいいのかな?」と思った経験はありませんか?
今回は、WebサイトやSNSアカウントを成功に導く「ターゲット」と「コンセプト」との決め方を、とっても簡単にお伝えします
❖テーマ性を踏まえてリサーチする
まず、書きたいテーマに合わせて競合をリサーチします
(たいていの場合、書きたいテーマは決まっているという前提で話を進めさせていただきますね)
ここで、リサーチをしておかないと、もしかするととても強い競合がいるテーマで勝負をしようとしていても、気がつくことができません
とても強い競合がいる場合、せっかく書いた記事が、誰にも読んでもらえない可能性が高いのです
リサーチするうえで、見るべきポイントは
・競合はどんな記事を書いているのか
・フォロワーはどのくらいいるのか
です
このリサーチ結果を元に、
「だれに」
「どんな未来を届けるか」
を決めていきます
その
「だれに」=ターゲット
「どんな未来を届けるか」=コンセプト なんです
では早速、あなたのWebサイトを「だれに」届けるか、から決めていきましょう”!
❖ターゲットを設定する
競合がどんな記事を書いているのかが分かったら、つぎはターゲットを設定します
ターゲットとはtarget、つまり「標的」「まと(的)」を指す英語ですが、ここでは「想定する読者層」を指します
ターゲットの3つの種類
ターゲットを決めると言いますが、実は、ターゲットを決める方法は1つではないんです
ターゲットの設定方法はつぎの3つの型があります
▷無差別型
▷差別型
▷集中型
それぞれ詳しく見ていきましょう
無差別型
全てのユーザー(読者)をターゲットとする方法です
テレビのCMなどは、マスマーケティングと呼ばれ、幅広い層をターゲットにしていることから無差別型だと言えます
差別型
ターゲットに合わせてアプローチ方法を変える方法です
分化型とも呼ばれており、幅広いターゲット層に、それぞれの特徴に合わせた訴求方法を取ります
集中型
このページで説明したターゲットを決める方法です
特定のターゲット層に対して、特化した方法で訴求します
Webサイトのターゲットを決めるときには、集中型を用いるのが一般的です
ターゲット層が決まれば、つぎはもっと詳細な設計を行います
ターゲットを決める
ターゲット層を考える上で、欠かせないのが次の11項目です
ここに当てはまる読者さんたちが、Webサイトのターゲット層となります
年 齢…大まかに10歳刻み程度で設定する
性 別…Webサイトの世界観に大きくかかわる
職 業…業界などを絞り込む
年 収…100万円刻みで設定する
趣 味…インドア派、アウトドア派など
性 格…性格占いの分類程度に設定する
貯 蓄 額…次の段階で重要になるので、しっかり設定する
生い立ち…おおまかに設定する
結 婚 観…次の段階で重要になる場合がある
子 ど も …いるか、いないか程度に設定する
悩 み…ジャンル別に5つ程度
理想の未来:ここがとても重要
ターゲットを深堀する
ターゲット層の詳細を決めたら、ペルソナを決めていきます
ペルソナを決めるときには、ターゲット層を決めたときとほぼ同じことを決めていくため、ターゲット層をしっかり決めておくことが、とても重要なんです
ペルソナとは何か
ターゲット層を決めるときには、職業や年齢を大まかに決めましたが、住んでいる場所や潜在的な悩みにまでは踏み込みませんでした
ペルソナは、ターゲットの中から「一番に情報を届けたい人」です
マーケティングでは、この人を「ペルソナ」と呼びます
ペルソナの設計方法
ペルソナを決めるときには、ターゲット層を決めたときの11項目をさらに詳細に決める作業のほかに、2つの作業(済んでいる場所・悩み100個)を行います
済んでいる場所については、大まかに〇〇県としてもいいのですが、より地域性が高いWebサイトを作る場合には、△△市まで絞り込んでもいいと思います
ペルソナを設計するときに、気を付けるべきことは「絞り込み過ぎない」ことです
細かく設定しすぎると、実在しないペルソナさんを作ってしまう可能性があります
実在しないペルソナさんに向けて情報を発信しても、誰にも届きませんものね
ペルソナの人生の悩み・課題を100個考える
ペルソナさんの人生の悩み・課題を100個考える、と言うと「無理です」と仰る方がいらっしゃいます
難しく考えずに、まずは大カテゴリーを10項目決めてください
親のこと | お金のこと |
家族のこと | 日常のこと |
趣味のこと | 趣味のこと |
仕事のこと | 年代特有のこと |
友人のこと | 将来のこと |
それぞれの項目について、10個ずつ悩みを考えれば、たちまち100個の悩みが出てきます
Webサイトを構築するときには、この100個の悩みを解決できる記事を書くことで、ペルソナさんが欲しいと思っている未来を届けることができるというわけです
では。次に「どんな未来を届けるか」を決めていきましょう!
❖コンセプトを設計する
あなたが創るWebサイトが、多くの読者に届くか否かは、ブランディング、認知、集客、拡散の総合的なアプローチ全体がバランスよく、魅力的かどうか、にかかっています
魅力的なWebサイトは、人を惹きつける力があり、その力がパワーとなりさらに多くの人を引き寄せるんです
しっかりとしたコンセプトを設計することにより、Webサイトが魅力的になります
より多くの人に届けられるようにする準備として、コンセプトを丁寧に作り上げることが重要なのは、あなたのWebサイトをより魅力的に創り上げるためなのです
コンセプトとはなにか
Webサイトを見ていただくという事は、読者に「わざわざWebサイトを開いてもらい」「わざわざページを探してもらい」「わざわざ時間を割いてもらう」ということです
その前に、パソコンならば起動する必要があるでしょうし、スマホなら画面ロックを外してもらう必要があります
そこまでしていただいてWebサイトまで来ていただいたなら、最大限のおもてなしをしたいと思いませんか?
思い出してください
企業のイベントや展示会に行った時のことを
キーホルダーやファイル、ノートなどの「お土産」をもらって帰ってきたことはありませんか?
イベントなどでいただく「お土産」は、あなたが「わざわざ時間を割いて」「わざわざ足を運んで」「わざわざ参加してくれた」お礼なんです
ならば、
「Webサイトまで記事を読みに来てくださった読者さんには、どんなお土産を渡そうか…」
と考えれば難しくないと思います
Webサイトのコンセプトで渡すお土産は、「読者に届けたい未来」なんです
Webサイトまで来てくださった読者の方へ、何を届けるのかを考えることができたら、コンセプト設計の方向性は決まったも同然です
コンセプトの詳しい設計に移りましょう
コンセプトの設計方法
コンセプトでお土産に何を渡すかが決まったら、そのお土産を手にした読者さんがどんな未来を手に入れられるかも大まかに決めることができました
「お土産」を手にした読者がどんな「未来」を手に入れるのか?
難しく考えすぎないで、お土産にケーキを貰った時のことを考えてみて
ケーキを貰って…帰宅して家族といただいたら…「おいしい!」って笑顔になる、よね
そうなんです 「『おいしい!』と笑顔になる」というのが、届ける未来なんです
「Webサイトに来てくださった読者さんに、どんな未来を届けるのか」がサイトコンセプトです
例えば、こなゆきのこのWebサイトのコンセプトは「50代からリスキリングをして、1年間で月収50万円を得る」
このWebサイトの読者さんは、このWebサイトに書いていることを一緒に実践していただければ、1年後に「月収50万円を得られるようになる未来」を手に入れていただくことを目標に、このWebサイトを作っているんです
あなたのブログやSNSアカウントでは、誰にどんな未来を届けたいですか?
❖さいごに
今回は、Webサイトを構築するときに重要なコンセプトとターゲットの設定方法についてお伝えしました
コンセプトは、樹木に例えると「幹」の部分に該当します
人によっては、コンセプトとターゲットを決めるために2週間~1ヶ月間かけると言いますので、しっかりと設定しておくことが重要です
もともと公務員だった私が、コンセプトとターゲットを決めるためには、色々な本や動画などで勉強する必要がありました
しかし、なかなか理解できずに苦労したものでした
ひとりで学びを深めていくことが難しいと感じたときに、わたしはスクールでの動画学習が役に立ちましたので、もしも一人では難しいなぁと感じるようならば、誰かに助けてもらうのも一つの方法だと思います