「QUESTフォーミュラで文章を書いているけど、手ごたえがない」
「なんとなくパワーが足りない」
「売り上げが思うように伸びない」
こう考えている方も多いのではないでしょうか。
もしかするとそれはQUESTのQ=導入の部分が弱いからかもしれません。
このページでは、QUESTフォーミュラをもっと魅力的に使えるようになるコツをお伝えします
ぜひ読み進めて、魅力ある文章を書けるようになってくださいね。
人間を理解して訴える

人に商品やサービスの良さを伝えるときに、商品やサービスの説明だけをしていませんか?
「この商品は、こんな成分が入っているからいいんですよ!」
「このサービスは、他のサービスとは違いますよ!」
けれど、商品の魅力いくら伝えても、なかなか振り向いていただけないことが多いのではありませんか。
それは、伝え方の問題かもしれません。
伝え方を変えるだけで、あなたの商品やサービスはぐっと魅力的に映るハズです。
人が何かを達成したいときには、「安く」「早く」「簡単に」成果を出したいと考えています。
ですから、商品を紹介するときに、この3つ「安く」「早く」「簡単に」を解決できることを示すことが必要です。
しかも、文章の出だしや冒頭に強く打ち出す必要があります。
「安く」「早く」「簡単に」をタイトルに使うと効果的だといわれているんですよ。
QUEST×GDTで強く惹きつける

QUESTフォーミュラについては、別のページで説明したとおりです。
QUESTフォーミュラにGDT理論を掛け合わせることで、読む人をより惹きつける文章を書くことができるのです。
GDT理論とは人間の3大欲求を表しています。
下に行くほど強い欲求を表します。
弱)G o a l(目標)
中)Desire(欲望)
強)Teaser(本性)
さらにそれぞれが3段階に分かれているのです。
G o a l=Save Time, Save Money, Save Effort
目標=時短したい、お金を節約したい、量力をセーブしたい
Desire=Greed, Lust, Comfort
欲望=名誉欲、性欲、承認欲求、安全欲求
Teaser=Scarcity, Curiosity, Controversy
本性=希少性、好奇心、反社会性
これらを刺激することで、文章の力が飛躍的にアップします。
文章を書くために、これらを理解しておく必要があるのです。
では、一つ一つ説明していきます。
Goal:目標

人は何かをするときに、
「なるべくお金をかけたくない」
「かかる時間は短ければ、短いほどいい」
「できるなら努力したくない」
と考えています。
そこでよく使われるのが
「○○するだけで痩せられる!」
「短期間で身につく○○の知識!」
「○○するだけで月10万円の副収入が手に入る!」
というキャッチフレーズです。
自分は何もしなくても、勝手に結果が付いてくるという言葉ほど魅力的なものはありません。
世の中の多くの人は、自分で一から考えて努力するよりも、他の人から成功するヒントを貰いたいと考えているのです
この心理をタイトルに使うと、QUESTフォーミュラで一番重要になる「きっかけ」「読む動機」がとても強い力を発揮してくれるのです
Desire(欲望)

「話題のカフェに行ってきました!」
「〇〇の夕陽を見てきました!」
「新しく開通した〇〇線で~に行ってきました!」
こんなSNS投稿を見て、思わず「いいね」を押した経験はありませんか?
そして自分も話題の場所に行って、SNSに写真をアップして「いいね」してもらいたいと思うかもしれません
キレイな写真や話題の場所の写真を共有して「いいね」を貰うのは嬉しいことですよね
実は、この気持ちが「Desire(欲望)」なんです。
商品やサービスを紹介するときに、この気持ちを理解して「いいね」を言ってもらいたいというお客様の気持ちを代弁して載せるだけで、ぐっと興味をもってもらいやすくなります
具体的には、
「きらめく夏の視線を独り占め」
「もう悩まない、これであなたもモテモテ」
「いつでも、どこでも、だれでも 帰りたい我が家を手に入れる」
など、注目されている姿が目に浮かぶようなコピーがDesireを満たす言葉なのです。
Teaser(本性)

さいごは、一番大きくて無視できない気持ち「Teaser(本性)」です。
昔話『鶴の恩返し』で、主人公が「見てはならぬ」といわれた妻の機織りの姿を見てしまいます。
そもそも、人間は「してはいけない」と禁止されたことに、好奇心をもってしまうという性質があるんです。
また、世界で5台しか生産されていない高級車と聞くと、一度は乗ってみたい、この目で見てみたい、と感じるのではないでしょうか。
Webでの文章でも「限定」「~しちゃダメ」という希少性を訴えることも、とても有効です
まとめ
他のページで説明したQUESTフォーミュラを使った文章に、このページで説明したGDTの法則を織り交ぜることで、「読まずにいられない」文章を書くことができるようになります。
ぜひ実践してみてくださいね。