こんにちは こなゆきです
最近の円安で、すっかり海外から足が遠のいたという方も多いかと思いますが、円安の今でも十分に楽しめるのが、東南アジアです
そして、その中でも歴史や文化が多岐にわたり、見所が多いのがベトナム
日本では、まだそれほど知られていませんが、じつはお隣の国、韓国ではベトナムは大人気の旅行先なんです
コロナ禍後は、観光ビザなしの滞在が45日間に延長されたので、定年したシニア世代の旅行先やワーケーション先として、とても人気です
国土が広いので、北部、中部、南部それぞれに異なる魅力があり、45日間のビザでは足りないほど!
今回は、自分で手配するベトナム国内移動バスについて、お伝えします
OPEN BUS TOUR
ベトナム国土を縦断するOPEN BUS TOURという、とても格安でベトナムを旅行できるシステムです
ただし、コロナ禍で観光客のの数が1/3にまで落ち込んだとも言われているため、OPEN TOUR BUSを取り巻く状況は、一変しています
OPEN BUS TOURに関する、ブログ記事は多数ありますが、2024年以前の情報からは、ずいぶん様変わりしているので、一度きちんと確認することをお勧めします
実際に、HPに上がっている情報を基に旅行を計画して、ホテルもすべて予約した方の話ですが‥‥
こんな実話があるくらいです
そして、ホーチミンから北上するルートは、手配がとても難しいようです
実際に、ホーチミン市内の旅行代理店を回って、OPEN BUS TOURについて尋ねてみましたが「あ!あの、2階建ての市内循環バスですね」とか、「弊社は、もうその事業から撤退しました」などという回答ばかりで、ベトナム国内の都市間の移動を手配してくれる会社は、ほぼ皆無です
ただし、ハノイ発のOPEN BUS TOURを手配している会社やウェブサイトは、複数ありますので興味がある方は、調べてみてもいいかもしれません
Luxury Bus (Sleeper)
ベトナムの長距離バスは、基本がSleeperと言われる「ベッド型の座席」です
乗る時には靴を脱いで、手渡されるビニール袋に入れて、座席まで靴を持っていきます
長時間にかけて移動する場合は、2時間~4時間に1回はトイレ休憩があるのが普通ですが、バスの運転手さんによっては、4時間走り続けの場合もありますので、簡易トイレをもっておくと安心です
また、バスには1等車~3等車があるので、予約するバスが1等車なのか、よく確認しておく必要があります
Luxury (3等車)
Luxuryは3等車です
3等車は、32人~41人乗り(ベッド型)です
普通の観光バスでも41人乗りが普通だと思いますが、ベッド型なのに41人乗り!
車内の状況は、想像しにくいと思いますが、まさに「3等車」です
二段ベッドが6つ、縦に並び
それが横に3列ある
しかも、座席間の仕切りはなく、骨組みだけです
窓にはカーテンがありますが、閉まらないことも‥‥
夜行バスが多いため、座席にはブランケットも備え付けられていますが、キャラクターものだったり、無地だったりと統一されていません
シートは、フルフラットではなく30度ほどの角度がついています
ブレーキの際に、おしりがズレて、身体が前方に滑って行ってしまう事も頻繁です
シートは、合皮なのでトコジラミの心配はありませんが、心配な方は市内で売られている「シルクの寝袋」を購入しておくのも、一つの方策かもしれません
また、携帯電話などの携帯機器をつかって、イヤホンなしで音楽を聴く人や、何かの講義を聴く人もいるので、気になる人は耳栓をもっていくことをおススメします
Sleeper Limousine(2等車)
2等車は、同じ32人~41人乗りでもプライバシーが確保されているので、安心です
2段ベッドが、縦に5~6席ならび
横に3列あります
窓側にも、通路側にもカーテンがあり、座席に入ったら多くの方がカーテンを閉めてしまいます
USBでの充電設備もあり、足元か頭の上にフックがついています
また2等車では、小学生くらいの子どもも一人で座席に静かに座っているので、車内も静かです
Sleeper VIP(1等車)
同じSleeperでも、VIPになると話は別です
座席数は、Luxury Busのほぼ半分、20座席しかありません
2段ベッドが縦に5席並び、
横は、2列だけです
しかもベットは、フルフラットです
パテーションはしっかりしており、窓にも通路側にもカーテンがあり、プライバシーが確保されています
現地のわかい女性が、電車や飛行機以外で、好んで使うのがこのVIPバスです
座席はフルフラットで広く、身体の両脇に荷物を置いても、ゆったりと横になることが可能です
USBの充電設備やWi-Fiもあり、会社のHPにアクセスできればテレビを楽しむことも可能です
また、トイレがついているので、休憩の間にトイレに行きたくなっても、安心です
長距離の夜間の移動にバスを使用する場合は、VIPバスをお勧めします
電車
ベトナムの電車は、日本でいう「飛行機の国内線」というイメージです
トイレはもちろん、食事もついており、客室乗務員もいます
車内のサービスも申し分ないんです
が、ベトナムの線路事情はあまり発展していないので、移動時間そのものは、バスと同じくらいです
それでも、ゆっくり、のんびりとした電車旅を楽しむことができるので、電車は人気の移動手段なんです
年齢別おススメ
値段と、移動時間と、快適さのどれをとるのか、でどんなバスを選ぶのかが決まりますが、おススメは「速いバス」です
「速いバス」は、新しくて、性能がいいバスだからです
Luxury (3等車)
大学生やバックパッカーさん向けです
寝心地は悪いけど、いろいろな外国の若い人たちと交流したい、とか、話のネタに、という理由で選ぶなら、いいと思います
一晩中、耳元でベトナム語の歌が流れているっていう経験も、旅が終わってみたら、いい思い出です
Sleeper Limousine 2等車
電車やVIP(1等車)の予約が取れなかった人に、おススメです
または、若くはないけどOPEN BUSの雰囲気を味わってみたい方向け、でしょうか
現地の方の長距離移動の足、なので、市場に出店する人や、孫に会いに行くだろうおばあちゃん、逆におばあちゃんの家に遊びに行く家族、など、ベトナムの地元の人たちの姿を身近に見ることができて、旅のだいご味を感じられます
Sleeper VIP (1等車)
これならシニアでも、若い女性でも、OKです
寝心地はいいので、ぐっすり眠ることができて、つぎの日の予定が狂うことはなさそうです
でも、ベトナムの方々にも人気があるバスなので、時々オーバーブッキングで廊下に寝ている人がいるんです
あなたがそんな目に合わないといいけれど、、、、そのことだけは頭に入れておいてくださいね
まとめ
ベトナムのバスは、まだコンピューターでの予約が少なくて、旅行会社に直接出向いたり、ホテルで予約を入れたりします
(バス会社によっては、アプリから予約できる会社もあります)
おススメは、到着するホテルに手配を頼むことですが、町の旅行会社も、きっちり予約を入れてくれますから、安心です
「ホテルに迎えに来てもらえなかったらどうしよう…」
と不安な方は、ホテルのスタッフさんにお願いして、前の日にでも旅行会社にお迎えの時間などを確認していただくと、さらに安心感が増しますよ
OPEN BUSはなくても、いろいろな移動手段はありますから、楽しんでくださいね
どのバスを選んだらいいのか分からない!どうやって予約したらいいのか、分からない!という方は、LINEから、お尋ねください このほかの情報も、お伝えしています