待合室においてある雑誌や新聞を手に取ったと想像してみてください
どこから読み始めますか?
雑誌の1ページから最後まで、1ページ、1ページ読み進める、という人は、あまり多くないのではないでしょうか
実はこなゆきも、時間がない時には特に、目次や生地のタイトルをサラッと見回して、面白そうな記事だけをつまみ食いしています
…ということは、読まない記事もあるという事…
そうなんです
読者さんに記事を読んでもらえるようにするために、一番工夫するべきは、タイトルなんです
この記事を読んでいるあなたは、もしかすると今からWebサイトの記事を書き始めようとしているかもしれません
それならばチャンスです!
なぜなら、初心者さんには「記事に合わせてタイトルを決める」よりも
「タイトルに合わせて記事を書く」方が簡単だからです
今回は、収益化を目指ためのブログにタイトルをつけるときに、気を付けるべきポイントを、とっても簡単に3ステップでお知らせします
❖記事タイトルはなぜ重要なのか
ブログを書いて収益化を目指すなら、自分が書きたいことを書きたいように書いていてはダメ、という事はお伝えしましたが、タイトルにも「こうした方がいい」と分かっている方法があります
別の記事で、SEO対策の一つであり、最も重要だと言われている対策が「質のいい記事を書くこと」だとお伝えしました
詳しく説明していきますね
タイトルは記事の一部
あなたが書いた記事が、検索ページの上位に載れば、より多くの人があなたの記事を読んでくれる、と別の記事でお伝えしました
検索結果の1位と10位では、読んでもらえる確率に100倍もの差がありました
検索結果のどこに、あなたの記事を表示するのかを決めるのはGoogleのクローラーなのですが、そのクローラーはどこをチェックしているか知っていれば、対策できると思いませんか?
GoogleのクローラーがあなたのWebサイトの新着記事を検索しに来た時に、コンテンツの内容やデザインも確認しますが、Googleのクローラーはタイトルや「もくじ」も入念にチェックしています
しかも、当たり前のことですが、タイトルの冒頭からキーワードを確認していくのです
そして、キーワードが分かりやすい位置にあるかどうかで、いいタイトルなのか、よくないタイトルなのかを判断していると言われています
つまり、タイトルをつけるときには
キーワードを冒頭に持ってくるべき
なんです
キーワードをタイトルのはじめに付けることで、読者さんが瞬時に「あ!このキーワードを探していた!」と思ってくれることが重要なんです
読者さんが「これ探してた!」と感じてくれれば、WebサイトのURLをクリックしてくれます
そして、クリックしてくれる読者さんが多ければ多いほど、
Googleが「この記事は、読者にとって役に立つ情報が載っているいい記事だ。もっとたくさんの人におすすめしよう」と考えてくれるようになるんです
そうすれば、より多くのユーザーさんのPCにWebサイトのURLが紹介されるようになり、拡散の好循環が生まれていきます
そのためにも、読者さんにすぐに「役に立つ記事だ!」と思ってもらうことが重要なんです
タイトルだけ魅力的では、もちろん本末転倒ですが、タイトルが魅力的じゃないと、そもそも記事のURLをクリックしてもらえないなら、魅力的なタイトルをつけた方がいいですよね
そして実は、多くの人は記事の内容を読んでいない、ことを証明した研究があるんです
読まれるのはタイトルだけだった
美容室やラウンジなどの待合室で、冊子を手に取ったときには、「もくじ」や記事のタイトルをさらっと見て、記事を流し読みする人が多いとお伝えしました
そうなんです
先にもお伝えしたとおり、実は、多くの人は無意識のうちに「見出し」等だけを見ていることを証明した研究があるんです
この研究では、
グループ1:新聞の記事を始めから終わりまで読む人
グループ2:SNSの要約記事のタイトルと要約を読む人
グループ3:記事を全く読まない人
以上の3グループの人たちに、記事の内容の小テスト(6点満点)を解いてもらいました
結果は…
「グループ1」が、一番成績が良かったのは当然ですが
「グループ2」は、「グループ3」の人たちと、たったの1点しか違わなかったという事です
References:Didn’t Read The Article Before Commenting? Science Says It Really Shows/ written by hiroching / edited by parumo
つまり、人はタイトルだけしか見ない記事が多いうえに、タイトルだけでは内容を理解できていない、のです
それならば、是が非でも、あなたが書いた記事を読んでもらいたいですよね!
しかし、タイトルや見出しが魅力的でなければ、記事に目を通してもらえない…
しかし、安心してください!
あなたが真心を込めて書いた記事を、届けたい読者さんに届けられるようなコツがあるんです
ここからは、記事のタイトルを決めるときに何をするべきか、3ステップでお伝えします
❖記事タイトルを決めるまでの手順
記事を読んでもらえないのは悲しすぎるので、ここから読むだけで、記事を読もうと思ってもらえるタイトルをつけるための手順を、きちんと理解していただけますよ
この記事を読みながらタイトルを決めていけば、タイトルで興味をもっていただいて、記事までまるっと読んでもらえるハズです
Step 1 キーワードは正しく選定する
まず始めに、どんなキーワードで検索してもらうのかを決めます
おススメできないキーワードを使ってしまうと、いつまで経っても読者さんに読んでもらえないWebサイトになってしまいます
とはいえ、使わなくちゃいけないキーワードは決まっているハズ
そこで、ここでは「おススメできないキーワードを、おススメされるキーワードへ換えるコツ」をお伝えします
コツ① 他の言葉と組み合わせる
キーワード単体だと、ライバルが多すぎてページの上位に表示される可能性が低い場合には、組み合わせる言葉を追加します
タイトルをキーワード+他の言葉 に変えるだけで、Webサイトが上位表示されるようになることもあるんです
一緒に使う言葉の選び方は、Ubersuggestやラッコキーワードなどのツールで探します
ツールの設定方法は、こちらの記事でお伝えしていますので、参考にしてみてくださいね↓↓↓↓
https://conauki.com/wp-admin/post.php?post=928&action=edit
コツ② 逆の意味を表す言葉を使う
例えば、先のケーキが「届ける未来」は、
「笑顔があふれるお誕生日のためのケーキ」
「おいしいケーキがあるお誕生日」
でした
たとえば、「笑顔があふれる」は競合が多すぎて、そして強すぎて、あなたのWebサイトが太刀打ちできない可能性があると仮定します
その場合、使えないキーワードは「笑顔あふれる」です
では、逆の意味を表すキーワードは…
「もうガッカリさせない」
「マンネリじゃつまらない」
等です
少しネガティブな表現になる場合もあるので、Webサイトの世界観に合わせる必要がありますが、効果的で目を惹く表現になります
・他の言葉と組み合わせる
・使いたいキーワードが使えない時には、逆の意味を表すキーワードを使う
Step 2「届けたい未来」「悩みが解決した未来」を想像してもらう
キーワードが「誕生日」「ケーキ」に決まったら、どう組み合わせるかを考えます
まず次の2つのフレーズのうち、どちらの方のお店に行きますか?
「笑顔があふれるお誕生日のためのケーキ」
「おいしいケーキがあるお誕生日」
同じケーキなら、「笑顔あふれる」と書いてあるケーキを選ぶ人が多いのではないでしょうか
だって、「おいしいのは当たり前」で、プラスアルファで「笑顔あふれる」おまけ付きのケーキなら、大切な人と一緒に過ごす幸せな時間のために、買っていきたいと思うのが人情というものです
「最近ちょっと疲れているあの人を、笑顔にしたい」
「笑顔のあの人を見て、幸せな気持ちになりたい」
そう考えたら、このケーキを買っちゃいます
この例えから分かるのは、人は「感情が動いた時に、行動する」という事です
ブログ記事のタイトルにも、「届けたい未来」や「悩みが解決した未来」が分かる言葉を含めることで、読者さんの「読んでみたい」気持ちを高めることができます
タイトルには、「届けたい未来」と「悩みが解決した未来」が分かる言葉を入れる
Step 3 タイトル作成
さて、使うキーワードが決まったら、いよいよタイトルを決定します
タイトルも記事の一部であり、Googleのクローラーが記事を確認しに来た時に、すぐにキーワードに気がついてもらうためには、タイトルの頭(もしくは、はじめの方)にキーワードをつける必要があります
読者さんが記事を探しているときに、一番気になっている言葉を、タイトルのはじめの方につけておけば、読者さんにもGoogleクローラーにも、すぐに「あ!探していたキーワードだ!」とみつけてもらいやすくなります
不自然にならないように、でもなるべく冒頭に、キーワードをつけてください
タイトルのはじめの方に、キーワードをつける
❖まとめ
さて、ここまでブログ記事のタイトルのつけ方をお伝えしてきました
キーワードの選定作業は、慣れないうちはちょっと時間がかかりますが、楽しい作業です
「こんな言い回しにしたら、読者さんは喜んでくれるかな」
「ここにキーワードがあれば、目立つな」
など、読者さんが喜んでいる顔をイメージしながら、選ばれるタイトルをつけてみてくださいね