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【2024ベトナム旅行】最新情報:世界遺産|ベトナムの古都 ホイアン

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こんにちは こなゆきです

最近の円安で、すっかり海外から足が遠のいたという方も多いかと思いますが、円安の今でも十分に楽しめるのが、東南アジアです

そして、その中でも歴史や文化が多岐にわたり、見所が多いのがベトナム

コロナ禍後は、観光ビザなしの滞在が45日間に延長されたので、定年したシニア世代の旅行先やワーケーション先として、とても人気です

国土が広いので、北部、中部、南部それぞれに異なる魅力があり、45日間のビザでは足りないほど!

今回は、世界遺産に登録されたベトナムの古都「ホイアン」について、お知らせします

ホイアンとは

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古くチャンパ王国の時代から、アラブ圏とアジア圏を結ぶ中間貿易港として栄えたホイアン

15世紀には多くの日本人が移り住み、日本人街ができたほど、日本との関係が強い街でもあります

実際に、世界遺産に指定された旧市街地に残る建物には、日本家屋の影響が色濃く残っていて、金沢や京都の家屋との共通点も多いのが特徴です

旧市街地全体そのものが世界遺産のため、遺産登録されている建物だけでも22件もあります

全部見ていたら大変ですが、みどころをピックアップしてお伝えします

ホイアンのみどころ

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ホイアン旧市街地は、街そのものが世界遺産であり、町のどこを切り取っても歴史的価値が高い建造物ばかりです

旧市街地に入るには、原則「チケット」を購入する必要がありますが、2024年6月現在では、あまりうるさく言われることがないため、チケットを購入せずに、旧市街地へ入ってしまう方も多い印象です

チケットを購入すると、ホイアン旧市街地の詳細な地図をもらえます

また、建物に入る前にチケットを購入すればいいや、と旧市街地を歩きながら見学することも可能ですが、建造物によっては、チケットを販売していないために、暑い日差しの中、せっかく建物の前まで行っても「入れない!」という方が、実際にいらっしゃるようです

しかし、このチケットがあれば、世界遺産登録された22つの歴史的建造物の中から、5つまで選んで内部を見学することができるので、旧市街地の入り口でチケットを購入することをおススメします

世界遺産登録された建物の中には、チケットを販売しているところもあります
※(チケット販売あり)と記載されている場所では、チケットを購入することができます

日本橋(チケット販売あり)

2024年現在は、修復作業中の「日本橋」

橋の内部を見ることができないのが残念ですが、その代わり、修復工事中の現場が公開されているので、屋根の上部などふだんは見ることができない部分を間近にみることができます

また、精巧な模型がホイアン博物館にあるので、時間に寄湯がある方は、博物館で模型の内部など、隅々を眺めることができます

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1593年に建築された屋根付きの橋

当時ホイアンに住んでいた日本人によってつくられており、橋の両側には小さな祠もあります

江戸時代の鎖国により、日本人が帰国した後は華僑と地元ベトナムの人々の手で修復を繰り返されてきたことで、一見すると中国風の橋に見えるのが興味深い橋です

外側は赤い瓦や中国風の装飾で「日本橋」とは思えないのですが、内部構造を見るとまさに日本建築で、当時の日本人が地震にも耐えられるように、という橋に込めた想いを感じる事ができます

旧日本人街

日本橋をはさんで西側に伸びていた、と言われている旧日本人街ですが、修復作業中の日本橋とホイアン旧市街地とが分断されているために、今は人通りが少ないのが寂しいところです

しかし、長崎市との姉妹都市でもある事から、長崎市から贈られた「朱印船」の模型や、日本式の鳥居があるなど、ホイアンにおける日本の存在感を、いまに伝えている場所でもあります

グアン・タンの家

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旧市街地でも最も古く、300年前に建築されたといわれている旧家

約300年前に、華僑の商人によって建てられたと言われているそうです

通りに挟まれた旧家で、どちらの通りにも出入り口があるので、金沢市内や京都市内の旧家に造りがよく似ています

通りに面した土間、建物の中央に設けられた中庭、日本建築の海、地、天を表した梁など、建物内部に入ると懐かしさを感じるほどです

タン・キーの家

こちらも、200年前にお茶や香料の貿易によって栄えた漁師さんによって建てられた旧家

ホイアンのほかの建物と同じように、日本と中国の様式がキレイに入り混じっています

チャン家の祠堂

個人の家と廟が一緒になっている、珍しい旧家です

この家も、日本家屋の影響が強く残っていますが、家の中央に中国風の祭壇があるなど、それぞれの良い文化を、きれいに併せ持っているのが特徴といわれています

中では、昔ながらのコインを使った占いを体験できるなど、ゆったりとした時間を過ごすことができます

ホイアン博物館(チケット販売あり)

ホーチミンの博物館ほどではないですが、ベトナム全土の歴史も学ぶことができます

加えて、昔は中間貿易港として栄えていたホイアンの歴史も、ていねいに説明されているので一見の価値があります

特に、建物と2階からの景色がおススメです

福建会館

中国文化の色が濃い建物です

大変カラフルで、満州の方々のパワフルさを感じます

ホイアン旧市街地の中でも、一番目立つところにあるので、見学する人が一番多い場所でもあります

満州会館

一段ときらびやかな、ベトナム文化と中国文化がみごとに融合した会館です

ホイアンのテーマカラーともいえる、黄色が目立つ中、桃色のサンゴを思わせるような淡いピンクが基調となっている、とても雰囲気のある建物です

中華会館

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かつては中華民国であった、中国大陸からやってきた華僑の集会所でした

さまざまな業績を残した方々の写真が、業績とともに掲げられていますが、歴史の流れから取り残されたような、華僑の人々の複雑な思いを感じる場所です

ベトナムと中国、そして日本のつながりは本当に複雑!
ホイアンの歴史を学びながら見学すれば、ホイアンの魅力をより深く理解できます

ホイアン市場

ホイアン旧市街地の西側にあり、ほぼ一日中、野菜や果物、衣類などが売られている活気のある場所です

お鍋や台所用品なども売られているので、現地の方々の生活をちょっと覗いてみる、という感覚で市場に行くのも面白いと思います

そして、地元の方と交流しながら、南国ならではの果物をいただいたり、ガイドブックには載っていない地元の方おススメのお店を教えてもらうのも、面白いですよ



 

ホイアンの食事

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ホイアンの名物は、ベトナム風お好み焼きとも言われる「バインセオ」の親戚の「バイン・コム」です

ホーチミンの「バインセオ」とは少し違い、脂っぽくて生地が少し厚い印象です

もう一つ、ホイアンで有名なのが「バインミー」

こちらは、ホーチミンの「バインミー」と同じようなのですが、中身が少し西洋風だったりBBQ味になっているのが特徴です

ホーチミン市内の「バインミー」に入っていた、鶏肉のデンブが苦手な人には嬉しい味かもしれません

その他、豚肉の脂身肉を薄く切って、ごはんに添えた食べ物「コム・タム」も有名です

ベトナム料理の代名詞「フォー」は、北に行くにつれて「辛く」「脂っぽく」なるのですが、ホイアンではまだ薄味も主流です

ホイアンの宿

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ホイアンの宿は、宿泊の目的に応じて選ぶのがおススメです

ホイアン旧市街地のにぎやかな雰囲気を味わいたいのなら、旧市街地に近い場所に宿を取り、ホイアンの景勝地とも言われる田園風景を楽しみたいなら、少し離れた場所に宿を取ります

ホイアンの宿の特徴は、無料でレンタル自転車を貸してくれることです

ほぼ平坦なホイアンでは、どこへ行くのも自転車でOKです

街なかから10キロほど離れた、アンバン・ビーチにも、あまり辛い思いをせずに自転車で行けるくらいなので、旧市街地から少し離れた場所にある宿でも困りません

Serene Nature & Spa

田園の中に立つ、フランス風の宿泊棟とカフェ、そして屋外プールがステキな宿です

スタッフもとても親切で、いろいろと心を尽くしておもてなしをしてくれます

旧市街地からは、自転車で10分ほど
オートバイなら、5分ほどの距離にあります

近くには、ココナッツ・ボートにも乗れる「Breeze」というホイアン料理のお店もあるので、夕食にも困りません

もちろんホテル内のレストランのメニューも充実していて、ホイアン名物からピザやスパゲティなど、何でもおいしいお宿です

まとめ

ホイアンは、とても落ち着いた街です

しかし、少し足を延ばせば「アンバン・ビーチ」などの、リゾートもあるので飽きない街とも言えます

ダナンから一日の日帰り旅行でも行くことができますが、安土桃山時代にベトナムにわたった方々が築き上げた、ベトナムにおける日本文化を、ゆっくりのんびり、味わってみませんか?

ABOUT ME
KONAYUKI
50代からWebマーケティングに取り組む元教員 親の介護が見えてきて、やむなく退職 不器用な上にノースキルだけど、奮闘中 好きなコト:旅&あたらしいこと